RL(レッドリスト)、RDB(レッドデータブック)をご存知ですか? |
RL、RDBとは、1966年に国際自然保護連合(IUCN : International Union for Conservation Nature and Natural Resources)によって作成された、世界的規模で絶滅の恐れのある又は絶滅した野生の動植物をリストアップしその生息域などを明らかにした資料の事です。今もリストの追加などなど、どんどん改訂されている現在進行形の書類です。世界規模のデータブックという点ではギネスブックみたいなものでしょうか。(ちょっと違う(;・∀・)?)
RL、RDBで公表されたデータはワシントン条約(野生動物の保護を目的とした国際条約)や保護政策などの基本データとして世界各国で利用されているんですよ。さながら、野生動物の状態を計るものさしのようなものでしょうか? もちろん!日本の環境省でもIUCNのカテゴリーに準じて、独自の日本版:レッドデータブックが作成、公表されているんです。(日本版RDBについては後ほどお話しすることにします。)
…と。 ここまでレッドリストとレッドデータブックを1セットで説明してきましたが。この2つの資料、名前こそ似ていますが内容…というよりもその役割に実は大きな違いがあるのですよ!
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掲載情報 |
特徴 |
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レッドリスト
(:RL) |
絶滅のおそれのある野生生物の名称(学名、和名等現地名)やカテゴリー等の最低限の情報 |
短期間で作成することができる。 |
レッドデータブック
(:RDB) |
形態、繁殖・採餌等の生態、分布、生育環境、現在の生育状況、絶滅の要因、保全対策等のより詳細な情報 |
掲載種に関する最新の基本的な情報を得ることができる。 |
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( Wikipedia さんより引用)
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つまり、レッドリスト は文字通り、絶滅の恐れのある野生動物の名前を危険度と共にリストアップし発表したものをいうのですね!さらにそのレッドリストを掘り下げて、一種一種の生態から現状まで様々な情報を詳細に綴ったものがレッドデータブック!というわけです。納得納得(・∀・)。…ん?ちょい待ち!ここで、フ。と浮かんでくる質問…
『 なんで、同じような情報を載っけた書類をわざわざ2つも作るのー?(・д・`*) 』
確かに。
でも、これにはふかーい事情があるのです。
多くの場合、絶滅に瀕した野生生物には一刻の猶予もありません。ほんのちょっとの間に状況はどんどん悪化していく場合もあります。そんな急を要する状況に対応する為に、まず最初に短期間で作成する事のできるレッドリストを公表するわけです。なんたって名前を挙げるだけですから比較的簡単です♪ひとまず 『この子たち、ちょっと危ないみたい…!(´・ω・`)』 と危険を促しておいて、その間に詳細な情報をかき集めレッドデータブック作成! 確かにこの2段階戦法ならば、急を要する事態にも対応できそうです!ヾ(>▽<*嬉)ノ
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| レッドリスト・レッドデータアニマル作成の流れ |
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ちなみに..._〆(゚▽゚*)!、 RL・RDBに法的な力はありません。 つ ま り 、RL・RDBに載ったからといって必ずしも保護の対象にしなければいけないか?というと、そうではない!という事です。
RLD 『ホッキョクグマさんが絶滅しちゃいそう…(´・ω・`)ショボーン』
政府 『ほぅ、そりゃ可哀想。うんうん。』
RLD 『(´・ェ・`)… 』
…とまぁ、国としてはスルーする事もできちゃうわけです。しかし、↑(うえ)でも書きましたように実際、世界的な条約などの基準として使われている位ですし、やはり野生動物たちの現状を知ることのできる1つの目安として大きな存在であるという事で間違いはないようです。
結局のところ、行動するかしないかは…
あなた次第…!
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(執筆休憩中( ´ー`)フゥー...)
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さて、『RL(レッドリスト)・RDB(レッドデータブック)』の方で少し触れていたのですが、日本にも日本独自のレッドデータブックというものが存在します。正式名称:【日本の絶滅のおそれのある野生生物】(1991年 発行)。そして、その改訂版:【改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 -レッドデータブック-】(1995年 発行) 環境省(自然環境局・野生生物課)の依頼により、財団法人自然環境研究センターから発行されました。
。。。|д゚)… 環境省…いや、自然環境研究センターのネーミングセンスはピカイチだぜ☆
…というお約束のつっこみは横に置いておいて。ここは、やはり地域住民といいますか、餅は餅屋といいますか…(違) さすが!この資料を読むと、日本の絶滅危惧種についてより詳しい情報を得る事ができます。この日本版・RDBはIUCN発行のRDBと区別する為にJRDBと呼ばれる場合もあるんだとか…!もちろん、分類などはIUCNのカテゴライズに基づいて作成されています。 各都道府県でも、同様に各地域に特化した独自のレッドデータブックが作成されているようです。…あ!ちなみに、JRDBは普通の書店でもGETできるそうですよ♪
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| ・ェ・) φ Memo. |
| 【JRDB】 全9巻。発行年順に、 【2000年】 爬虫類・両生類、植物I(維管束植物)、植物II(維管束植物以外:
蘚苔類、藻類、地衣類、菌類) 【2002年】 哺乳類、鳥類 【2003年】 汽水・淡水魚類 【2005年】 陸・淡水産貝類 【2006年】 クモ形類・甲殻類等、昆虫類(最終巻) で編成。 |
| 【財団法人 自然環境研究センター(JWRC】 1978年に、人間社会と自然との共存関係をいかに保っていくのかを、科学的・政策的に研究する機関として設立。外来生物対策や、自然再生などの野生生物の保護管理を計画・遂行する他、生物調査、情報収集・処理などの業務を行っている。また、環境省(生物多様性センター)の依頼で絶滅危惧種の生息・生育環境と、生息・生育状況を調査し、レッドデータブックにとりまとめたり、絶滅を防ぐための対策をたてている。 (公式HP: http://www.jwrc.or.jp/) |
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古きを知りて新しきを知る!
唐突ではありますが、これってとても大事なんですよ。温故知新とはよくいったものです。過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと…
過去の失敗を知る事で、再び失敗が起こらないようにする。 そういう意味でも、レッドデータブックは非常に重要な資料だとやしる太は思うのです。なぜ、絶滅してしまったのか、その原因を考える事によって今絶滅に瀕している動物たちを救えるかもしれません。さらに、
攻撃は最大のb…ではなく
正しい知識は最大の防御なり。
子供の頃に未知の生命体相手に主人公たちが悪戦苦闘するSF映画を見た事がありますが、もし主人公が敵の正体をまったく掴めず、お手上げという状況になってしまったら…敵の正体が分からない以上闘いようもない上、無事未確認生命体を倒しEDロールを拝めるなど到底無理な話のように思います。(それで許されるのはやしる太の愛する【X-Files】シリーズくらい…) つまり、『敵』(今は“現状”を指します)が何者なのかしっかりと把握しなければ、勝利はおろか試合のフィールドに立つことすらできないわけです。なんだか、うんちく臭くなってきましたが、要するに
野生生物たちのおかれた状況を正確に把握しなければ、彼らを救う事はできない! という事が伝わればOKです。
さぁさぁさぁ!
そろそろ、洗脳…RDBの重要性に気づいてきたのではないでしょうか?
さてさて、ここで多くの人が抱くと思われる疑問…
『日本にいる動物ってキツネとかタヌキとかサルとか…
頑張ってシカとかクマとかそんなもんじゃないの〜?』
いや〜それが違うんですよね★( ̄ー ̄)ニヤリッ
思った以上に日本には動物が多かった(※過去形)んです。
悲しい事に過去形にせざるを得ないこの表現…。
まぁ、文章でだらだらと書いても分かりにくいので、
実際に絶滅した…または絶滅の恐れのある哺乳類を、平成14年3月刊行のレッドリスト(哺乳類・環境省発行)で見てみる事にしましょう。。
| 絶滅した動物 |
| オキナワオオコウモリ |
オガサワラアブラコウモリ |
エゾオオカミ |
| ニホンオオカミ |
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(全4種) |
| 絶滅の恐れのある動物(絶滅危惧種) |
| センカクモグラ |
ダイトウオオコウモリ |
エラブオオコウモリ |
| オガサワラオオコウモリ |
ミヤココキクガシラコウモリ |
ヤンバルホウヒゲコウモリ |
| ツシマヤマネコ |
ニホンカワウソ |
ニホンアシカ |
| セスジネズミ |
オキナワトゲネズミ |
オリイジネズミ |
| オキナワコキクガシラコウモリ |
ヤエヤマコキクガシラコウモリ |
カグラコウモリ |
| シナノホオヒゲコウモリ |
ヒメホオヒゲコウモリ |
エゾホオヒゲコウモリ |
| クロホオヒゲコウモリ |
ホンドノレンコウモリ |
モリアブラコウモリ) |
| ヒメホリカワコウモリ |
クビワコウモリ |
コヤマコウモリ |
| リュウキュウユビナガコウモリ |
リュウキュウテングコウモリ |
イリオモテヤマネコ |
| ウスリドーベントンコウモリ |
ウスリホオヒゲコウモリ |
フジホオヒゲコウモリ |
| カグヤコウモリ |
ヤマコウモリ |
ヒナコウモリ |
| チチブコウモリ |
ニホンウサギコウモリ |
ニホンテングコウモリ |
| ニホンコテングコウモリ |
ツシマテン |
トド |
| アズミトガリネズミ |
シロウマトガリネズミ |
サドトガリネズミ |
| チョウセンコジネズミ |
ワタセジネズミ |
ヒワミズラモグラ |
| フジミズラモグラ |
シナノミズラモグラ |
サドモグラ |
| ヤクシマザル |
ニホンイイズナ |
ホンドオコジョ |
| エゾオコジョ |
ミヤマムクゲネズミ |
リシリムクゲネズミ |
| ヤマネ |
ツシマクロアカコウモリ |
オゼホオヒゲコウモリ |
| クロオオアブラコウモリ |
コウライオオアブラコウモリ |
クチバテングコウモリ |
| オヒキコウモリ |
スミイロオヒキコウモリ |
エゾクロテン |
| ラッコ |
下北半島のホンドザル |
東北地方のホンドザル |
| 石狩西部のエゾヒグマ |
下北半島のツキノワグマ |
紀伊半島のツキノワグマ |
| 東中国地域のツキノワグマ |
西中国地域のツキノワグマ |
四国山地のツキノワグマ |
| 九州地方のツキノワグマ |
徳之島のリュウキュウイノシシ |
中国地方以西のニホンリス |
| 夕張・芦別のナキウサギ |
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(全76種) |
っていうか、哺乳類だけでこんなにも…Σ(´Д`lll)?!!
多いでしょう?まだ、哺乳類だけですからね!
鳥類とか魚類とか両生類とか爬虫類とか昆虫とか植物とかとかとか…
全て合わせるとエライ数になること請け合いです…
鳥類だとトキ(ニッポニアニッポン)の絶滅は有名ですよね。
最後のニッポニアニッポン!!
キン!!死す…。
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
それにしても日本にはたくさんコウモリがいたんですね。
よく夕方に飛んでるのをみますが…。
とにかく現在、日本の動物たちが苦境に立たされている事は上のリストでよく分かって頂けた事と思います。もちろん世界的規模で見るとこれだけではすみません。事実、IUCNの公式サイトではその総数に関してこう書かれていました。
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| 『 The number of known threatened species reaches 16,119. The ranks of
those facing extinction are joined by familiar species like the polar bear,
hippopotamus and desert gazelles; together with ocean sharks, freshwater
fish and Mediterranean flowers. 』 |
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『 現在、絶滅危惧種として知られている種は16,119種にも達します。これら絶滅に瀕している種の中には、ホッキョクグマやカバ、ガゼルのようなよく知られている種も含まれます。さらに、海洋サメ、淡水魚、植物なども絶滅の危機に瀕しています。 』
直訳するとこんな感じでしょうか(Д゚; )
それにしても…16,119種という数は凄いですね!
しかもこれはあくまで絶滅する恐れのある動物の数の事…。
絶滅した動物をたすとそれはそれは凄い数になるのではないでしょうか?
しかーし、やしる太はこうも思うのです。人間にせよなんにせよ地球上で活動している以上、良い意味でも悪い意味でも周りに影響を与えるという事。それが自然界の頂点に君臨する種ならば、これはもう避けられない事だと思うのです。昔地球上を謳歌していた恐竜…彼らが謳歌する一方、その活動の為に絶滅した動物だってたくさんいるハズです。今回はその主役が人間だっただけです。しかし、人間は知能という最高の武器を手に入れてしまいました。生きる・食べる・繁殖するなどの本能の他に遊びというモノを覚えてしまいました。
動物保護の問題はとても難しい問題だと思います。人間と動物、どちらの方が命の価値が高いの?という問題なのですから。綺麗事を言うと、『誰も命の価値なんて測れない!みんな一緒だ!』となるのでしょうが…現実問題、動植物を食べずに生きる事ができますか?無理ですよね。(ですよね〜( ´∀`))
獲物を捕まえて食べる事自体は
自然の摂理なのです!
人間が生きる為には非情に思えても動物なり植物なり命ある物を殺して食べなければいけないのです!ヽ(`Д´)ノ
……ですが
…遊びとかファッションとかは…また別問題だと思うのですよねぇ…(・д・`*)
『牛は殺していいのにサルは殺したらダメなんておかしいじゃないか!』と保護団体に講義する人がいるそうですが、やしる太はその人に言いたい!
サルを喰うならどうぞ。
生きる為に食べなきゃいけないんだ!というなら、私たちに止める権利はありません…ですが、毛皮だとか、象牙だとか…お金持ちの象徴、自己満足の為というだけで乱獲して絶滅とかは…とっても悲しい事です。なんのために殺されたんだ…って…。・゚・(ノД`)
自然のサイクルの中では、殺された動物は食べるという行為で次の動物に命のバトンを渡します。ファッションやアクセサリーにする為に殺された動物は一体誰に命のバトンを渡すのでしょうか?
確かに貧しい人たちは密猟によって生計を立てているかもしれません。ですが、これって需要がなくなれば供給もSTOPせざるを得ないじゃないですよね?そういう需要は人間の心一つで無くす事ができるんです。とりあえず…
残さず食べる事から始めましょう!(・∀・)
100%無駄を失くす事は難しいかもしれませんが、少なくする努力はできますよね!しかもその努力を1人ではなく100人がしたとしたら?なんだかわくわくしてきます♪
絶滅しなくてもいい動物がニンゲンによって絶滅させられている現在、今私たちに出来ることはなんでしょうか?思ったよりも簡単な事なのかもしれませんね。
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