|
これはもう、よく耳にする質問ですよね。こども電話相談室の定番Q(クエッション)だったり…。でも! この質問、ちゃんと答えられますか?『悲しいことがあって一杯泣いたから・゚・(ノД`)』?? もしそうだとしたら、
確実にほぼ100%の人が赤目です。
そんな世界、相当怖いです這
と、その前に…『ウサギ=赤目』というのは偏見なんです。実をいうと、意外や意外。ウサギの目の色ってたくさんあるんですよ。黒色、茶色、青色などなどなど…。その中で、赤い目を持ったウサギは(例外はありますが)白ウサギだけなんです。
日本人の大多数が『ウサギ=赤い目』と答えるのは、『ウサギ=白ウサギ』という偏見があるからなんですね。
ちなみにこのステレオタイプ。日本で飼いウサギとして多くの白ウサギを繁殖させた為に生まれた固定概念のようです。日本に生息する野生のウサギ(ノウサギ)は灰色〜茶色で、目は黒色なんですよ。冬の間は白色の冬毛に生え変わりますが、目はそのまま黒色です。

▲ ほらね?赤くないでしょ? |
| 赤目ウサギの誤解も解けたところで、もう1度質問を言い直しましょう。 |
Q.『どうして白ウサギの目は赤いの?』 |
| '∀`)ノお答えいたしましょう!
これには、虹彩(こうさい)に含まれるメラニン色素の量が大きく関係しているんです。
| ・ェ・) φ Memo. |
| 【虹彩】瞳の部分を指します。目に入ってくる光の調節をするカメラの絞りに相当する器官。 |
| 【メラニン色素】色の成分。紫外線などを防ぐ働きをする大事な色素。 |
|
メラニン色素の量が多ければ目の色は黒色や茶褐色など濃い色に、少なければ青色や灰色など薄い色になります。言葉では分かりにくいかもしれませんが、下の図を見れば一目瞭然ですね!こんな風に想像すると(ちょっと)分かりやすいかと思います。
左が色素が少ない目、右が色素の多い目ですね。基盤は同じ色なのに、右の方が黒っぽく見えませんか?日本人の目が黒く見えるのは虹彩のメラニン色素量が多いからなんです。
 |
| メラニン色素(少) |
メラニン色素(多) |
そして本題…白ウサギの目が赤く見えるのは極端にメラニン色素が少ないからなんです。そりゃあもう、ほとんど無いといっていいくらい…。その為、白ウサギの目は網膜上の毛細血管が透けて見えているんです。あの赤色は、虹彩の毛細血管の色だったんですね!ヽ(´ー`)ノ
ち・な・みに、アルビノと呼ばれる動物たち(ニンゲンも含む)をご存知ですか?アルビニズムや先天性白皮症・白子症とも呼ばれる先天的な病です。幅広い生物で稀に見られる特別変異種なのですが、メラニン色素が極端に少ない、又は全く持たないという特徴を持つ動物の事です。有名なところだと白へびや因幡の白うさぎなんかもアルビノの一種ですよね。その他にもサルやカニなどでも確認されています。もちろん、ニンゲンにも起こりうる現象なんです。
そして、そんな彼らの目の色のも実は赤色。やはりメラニン色素が少ないのが原因です。しかし、メラニン色が無いという事はもろに紫外線の影響を受けてしまうという事…恵みの光である太陽の光が大きな敵となってしまうのです。(過度の紫外線摂取は皮膚ガンの原因になります)その他にも視力障害などなど、色々と問題は多いようです。
 |
なんと!!
タイムリーな事に黒ブチうなぎを須磨海浜水族園で発見!このウナギもアルビノの一種なんだとか。白い部分にはメラニン色素が全く無いそうです。あ。でも…赤目かどうかはちょっとワカンナイですね…(>Д<) |
|