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| 環境に溶け込みやすい(保護色) |
| 敵を遠ざけるはたらき(警戒色) |
| 自分の存在を他のパンダに知らせる |
| 体温調節などに役立つ(機能性) |
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| @ 環境に溶け込みやすい(保護色) |
動物の模様や色は、迷彩色のように周りの環境に溶け込む為の必須アイテムです。 ところがパンダの体毛といえば白と黒… こんなド派手な体色で己を隠しきれるんでしょうか? 頭隠して尻隠さずというか、隠す気ないだろうというか、むしろ 目 立 つ だ ろ う というか(笑) しかし、意外や意外!よくよく思い出してみれば、自然界には白黒の動物が結構いるんです。 例を出すならば、シマウマや、シャチ、ホルスタイン、マレーバク、エリマキキツネザル、アデリーペンギン、ダルメシアンなどなどなどなど!言われてみれば数多くの白黒哺乳類がいる事に気づくハズです!!
これこそ自然界において、白と黒が!
モノクロツートンが…!
××Dが?!
某豆腐屋の愛車が!
最大の武器となる証拠ではッ!!?
ヽ(`Д´)ノ
……こほん。
私たちの目には強烈な色の組み合わせに映る白黒カラー。 誰もが “白黒って凄く目立つんじゃない?” と思ってしまいます。 しかし、NO PROBLEM☆ それは様々な色を判別する事のできる私たちニンゲンならではの杞憂だったのです! 一部のサルなどを除き、哺乳類の多くは『色』を明るさの強弱でしか判別する事ができません。つまり、彼らの見ている世界は白と黒のみの モノクロの世界 なのです。そんな彼らの目には、太陽光の当たっている部分は『白』、太陽光の当たっていない影の部分は『黒』…とまぁ、大雑把にいえばそんな風に見えています。
そう考えると、白黒の世界に生きる動物達にとって、白黒カラーというのはある意味、究極の保護色だったんですね!
また、パンダは今でこそ笹の生い茂った前人未踏の平和な地域に生息していますが、はるか昔は岩と雪に覆われた過酷な大地を闊歩していたそうです。 ぉ?何やら答えの予感がしてきましたYO☆ ヒント:雪の降り積もった岩山 …きたきたきたきたきたぁあああああ!
| (ちゃらら〜♪)なんという事でしょう〜♪あんなに灰色だった地肌は、雪の残る岩肌に溶け込む黒と白のシックなデザインに。白の毛に大胆に散りばめられた黒の模様は、さながら岩肌に残る雪のよう。 |
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……と、思わず某リフォーム番組のナレーター風になってしまいましたが…。なるほど。 黒い部分は岩肌を、白い部分は雪を 模していたのですね。 雪国ならば確かに白黒の色彩にも納得です。
ここで 「非常に興味深い」 小話を1つ。賛否両論の学説が飛び交うパンダ研究の中で近年有力化してきた学説があります。それは、パンダはホッキョクグマとヒグマの間に産まれた種である という説です。 あらゆるクマというクマのDNAとジャイアントパンダのDNAを比較したところ、ヒグマとホッキョクグマのDNAに数多くの共通点があったというのです。 また、進化面から見ても比較的新しい種であること、パンダの化石がホッキョクグマの生息域とヒグマの生息域の重なった部分から発見されている事などもこの学説をしっかりばっちり裏付けています。 そ し て 何 よ り ホッキョクグマは白!ヒグマは黒! 『(金)解けたぜ…美雪…』 そう、パンダが白黒だったのはしっかりとご両親の特徴を受け継いでいたからなんですね。目元なんてお父様にそkk…(以下略) とにもかくにも、パンダがパンダとして初めて生まれてきた頃は様々な白黒模様のパンダがいたと推測されます。水玉パンダに、縞柄パンダ…まさに! パンダコレクション! パ ン ☆ コ レ ! 想像してみるとちょっと面白いですよねヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
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| A 敵を遠ざけるはたらき(警戒色) |
パンダと同じく白黒の動物にシマウマがいます。 白黒ストライプで優雅にサバンナを駆け回るシマウマですが……やっぱり目立ちすぎなんじゃぁ…?と思ってしまいませんか? ところがところが。あの縞模様!あなどれません。実は、かなりの策士だったのです!! 1匹では小さくて貧弱そうに見えるしまうシマウマも 『赤信号みんなで渡れば怖くない!』 大勢でいるとたちまち存在感溢れる大きなシマシマ動物に化けてしまうというのです! まぁまぁ、百聞は一見にしかず。何も言わずに下のイラストを見てください。
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どうですか? もしあなたがお腹をすかせたライオンならば、たくさんいるシマウマよりもぽつーんと1匹でいるシマウマの方が、『へへッ。いけるかもw』と思っちゃいませんか?さらに言うならば…3匹のシマウマが重なると 『誰だッ?!アンタッ?!』 と思わず怖くなってしまうような、大きな動物が見えてきませんか? そうなのです!捕食者に 『…何か大きいシマシマのかたまりが…。』 と思わせる事こそあの縞々の戦略だったのです。動物は自分よりも大きな動物に脅威を感じます。人間だって、ガタイの良いおっちゃんに喧嘩を売ろうだなんて微塵も思いませんよね? シマウマはあの白黒縞々模様で、 『僕達大きいよ。近づくと怪我しちゃうYO☆』 と主張していたのです。
さらに!これだけで終わらないのが、シマウマ・クオリティ!なんと、あの縞々…集団で逃げる事によってターゲットを絞りにくくさせるという働きもしているというから驚きです。そりゃあ、あんな縞々が一斉に動き出したら目が回っちゃいますヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ ……とまぁ、一見デザイン重視なおしゃれーに見えるストライプですが
動物の体の模様には敵の目を視覚的に撹乱する効果がある んですね。
ここで本題、パンダに戻りましょう。いやぁ、やしる太さんの文章の半分は前置きと雑談でできているような気がします。途中で飽きちゃうんじゃ…と毎度びくびくしながら書いていますよ。まぁ、もう半分は優しさと動物への愛で出来ていますので目をつぶってやってくださると嬉しいかなぁと。……ん?また話がぁあああああ!だーかーらー、パンダですよパンダ!ヽ(`Д´)ノ(逆ギレ反対)
さてさて話は戻りまして、シマウマと同じくパンダの白黒デザインにも
敵の目を撹乱させる効果があったのです!
パンダをよく見てみると目の周りに大きな黒ぶちがありますよね?結論から言いましょう。あの黒ぶち模様、シマウマの時と同じく体を大きく見せる働きをするのです。 動物の目の大きさは大体その動物の大きさに比例しているといえます。…まぁ、ざっくりと言うと大きな動物は大きな目を、小さな動物は小さい目を持っています。目の周りを黒く縁取る事で本来の目よりも大きな目に見せ、相手に恐怖感を抱かせるというのが、パンダの作戦だったようです(σ`(Å)´)σ
また、一説では暗闇でパンダが立った時に白い部分だけが浮かび上がり、複数の動物がそこにいるように思わせるように見せる…というのもあります。いやぁ、可愛いとは思っていましたが、実は(色んな意味で)腹黒い子悪魔ちゃんだったんですね〜…こわいこわい。 ちなみにこのように、本来の体の輪郭を分かりにくくするような配色の事を『分断色』と呼びます。
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| B 自分の存在を他のパンダに知らせる |
ご存知のように、今や絶滅危惧種に認定されてしまったジャイアントパンダ…(悲) その個体数減少の原因の1つは、雌雄の出会いの少なさだと言われています。 なんたって、元々個体数も少ない上、生息している地域は竹林の群生する中国の山奥…探せば仙人でもいるんじゃないか?というほどに人も動物も少ない場所です。 これじゃあ、まったくもって悪循環…デフレ・スパイラルです! もちろん、登校中に道の曲がり門で、ドンッ!『…あいたた…すみません。…ぁ! きゅんw 』 な少女漫画的(運命的)出会いも期待薄なようです。
…冗談はさておき、繁殖相手が見つからないというのは文字通り死活問題。 そ こ で 、大活躍するのがあのド派手な 『白黒模様』 なわけです! いくら自然界究極の保護色といえど、竹林の中では保護色としての役割を果たさずむしろ浮き上がって見えてしまいます。 しかし、かつては肉食だった彼らも今ではすっかり笹の葉が大好物な草食性。 天敵もおらず、隠れる必要のない彼らにとってこれは好都合でした。 白黒は丁度良い看板になったわけです。
また、パンダは基本的に単独で生活する動物です。その分縄張り意識が強く、繁殖期以外の時期を他のパンダと共に行動する事はほとんどありません。正直、他のパンダと接触を持ちたくない…というのが本音でしょうか。
…こ、これは??! NEET…ニート!!
と、とにかく!! 互いに遠くからでもはっきりと分かる配色で自分の存在をアピールする事で、極力接触を避ける事が可能なのです。これならば、余計な争いをせずにすみそうですね。まさに、★平和的解決★というやつです。
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| C 体温調節などに役立つ(機能性) |
これは読んで字の如く、体温調節の工夫の1つとしてあの配色があるのではないか?という説です。 パンダをよく見てみると、目の周りや手足が黒いことがわかります。
まずは目の周りですが、目の周りの黒い部分はかつて 雪の反射光避け として役に立っていたといわれています。 光を反射させるのが目的ならば、どうして黒…?白の方がいいんじゃ…?と、今ひとつピンとこないのは私だけでしょうか?
調べましたよ。調べましたとも!
黒 色 と い う の は!(気合十分)
目に見える全ての光(可視光)を吸収する色なんだそうです。
と い う の も!(さらに気合十分)
黒色は色んな色が混ざり合って黒に見える場合が多いからなんだそうです。
つまり、黒色は紫外線などの可視光は完全カット!熱線である赤外線だけをお届け☆という性質を持った色 ということになります。 この為、黒色は熱をこもらせる働きをするわけです。 なるほど、納得です☆ 雪国では、反射光で目がやられてしまい易い上、極度の低温もあまり目に良いとはいえません。かつて雪国で暮らしていたパンダにとって目の周りの黒色は、反射光避けの働きも保温の働きもするリーサル・ウエポンだったわけですね!…とはいえ、竹林暮らしの今となっては、なんだか暑そうな気もするのですが…(;^ω^)
手足の黒模様もこの保温の性質を利用しているのだといえます。手や足は、心臓から遠く離れた末端部分と呼ばれる場所です。その為、温かい血が届きにくく、比較的凍傷になり易いのです。この改善策として、保温性・吸温性に優れた黒色でコーティングする事で凍傷を予防していたようです。まさに、備え付けの手袋とブーツというわけですね。
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パンダはこのような理由・仮説から今のような白黒模様になったと考えられています。私たちが思った以上に色々な働きをになっているようです。
|-`).。oO(必要は発明の母である。)
と、昔の偉人が言っていましたが、かつて雪山に住んでいた頃、パンダも必要に合わせてその体の色や模様を変えていきました。そして、“偶然”という“進化”をとげ、たどりついた先が私たちの知っているパンダの模様だったわけです。今では場違いのように思える白黒模様も、かつてはなくてはならない装備だったのですね。 今度、動物園でパンダを見る時は、その白黒模様に大昔の雪山に思いをはせてみたいと思います。
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