河童


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【河童】


 

体の大きさは3〜4才くの子供程。
体に毛はなくぬめっとした灰色または緑色の皮膚をしている。(一部の目撃情報によると体毛や鱗があるとの説も…)

大きな特徴は頭頂部の皿である。皿というよりも皿状の凹みと表現される事があるが、その部分は平べったく毛がない上、常に水で濡れている。
皿が乾くと力を失い、やがて死に至る事も…。

皿の下からは短く荒い髪が垂れ下がっている。
背中には亀のような甲羅がある事も特徴的。
しかし、『河童』の作者である芥川龍之介の描いた河童の絵には甲羅はないように見受けられる。

口はとがっており、くちばしのようで手には水かきがある。
また、水陸両方に住み泳ぎは上手い。陸上では二足歩行である。
キュウリを好み、サルとヒョウタンは嫌い。
日本各地で様々な伝承が残っており、『血を吸う』や『ニンゲンを川に引き込む』など証言も色々である。



日本ではもう皆さんご存知の河童
早速、特徴などから検証していく事にしましょう。



@ぬめっとした肌。
…両生類…?
ここで言うぬめっとした肌とは粘液質…という事なのでしょうか?
だとしたらカエルやサンショウウオの仲間…ということに??
Aくちばしと甲羅。
…亀…の特徴によく似ていますよね??
しかし、問題は甲羅によって活動が制限されてしまうというところでしょうか。
亀の甲羅はニンゲンでいう肋骨なのですが、ニンゲンは棒状の肋骨によって肋骨自体は強固なもののその運動にはある程度の自由がききます。
その為、横隔膜と肋骨の運動による気圧の変化で多くの空気を肺に取り込む事が可能になりました。
この肺活量の多さは激しい運動を可能にしてくれます。
しかし、亀の場合、強固な肋骨で防御力を高める代わりに活発な呼吸を犠牲にしました。
肋骨と真皮中から発生する別の骨とが前後左右にかみ合い一枚の板状になったものを、表皮の変化した硬い殻でコーティングしたものが甲羅です。
これでは肋骨の自由な運動は期待できません。
亀の運動が遅いのはその為です。
しかし、河童はジャンプや相撲など、色々とスポーツも多才なようで…( ー_ー)∩
謎は深まる一方ですね;ヤドカリのように甲羅と本体は別なのでしょうか??
はたまたアルマジロのような生き物なのか…。
B『河童』
芥川龍之介の著書『河童』の中に、興味深い一節があります。
『岩の上に僕を見ていた河童は一面に灰色を帯びていました。けれども今は体中すっかり緑いろに変わっているのです。』
カ…カメレオン?!(,,゚Д゚)

カメレオンといえば、環境に合わせて体の色を変化させる事のできる爬虫類です。
(これはもう有名ですよね。.:*・゚゚・(´ー`).。*・゚゚・*:.。.)
仕組みは簡単。カメレオンは多くの色素細胞を持っているのです。
哺乳類の色素細胞はメラノサイト(黒色素細胞)と呼ばれる1種類のみ。
これは、黒色素メラニンを合成するんですよ。
しかし、カメレオンはメラノフォア(黒色胞)だけではなく、黄色素胞や白色素胞と呼ばれる色素組織を持っています。
黄色素胞はカロチンやキサントフィルなど黄色や赤色の色素を合成する事が可能ですし、白色素胞はグアニンや乳酸から様々な色素を合成する事ができます。
えーと。つまりはホルモンの分泌によって細胞全体に合成した色素を分散させ、皮膚の色を変えるんですね。
分泌する色素を混ぜ合わせる事によって色んな色を作る事ができるんですよヽ( ´_ゝ`)ノ
黄色と青を混ぜたら緑になったぁ〜♪とか。
そして注目すべきなのはこのような色素細胞を持っているのが魚類、両生類、(一部の爬虫類)だという事です!
どうやら上2つの特徴からも両生類、又は爬虫類のようですね。
うぅむ、今は両生類の線が強いようですな、ワトソン君。


【一般的見解】
@カワウソ説
室町時代に作成された『下学集』に『獺(カワウソ)老いて河童になる』という記述があるように、昔日本に多く生息していたニホンカワウソを河童に見間違えたのでは?という説です。
確かに、カワウソが背中を丸めて立ち上がっている姿はニンゲンの子供がしゃがみこんでいるように見えるんです!
それならば江戸時代の『日葡辞典』にある『猿に似た一種の獣で、川の中に棲み、人間と同じような手足をもっているもの』という記述も納得がいきます。
しかし、甲羅や頭の皿などちょびっと苦しい気が…(σ´□`)σ

A異星人説
とりあえず、訳わからんモノは全部宇宙人です!的な説。
これなら、滅多に人目につかないという点でも納得がいきますし、人間ッぽい形というのも納得。
粘液質の皮膚やその色から、一般的に言う『グレイ』と呼ばれる異星人ではないか?といわれています。
うぅん…剥m定する証拠もないし、否定する証拠もないというのが現状でしょうか?

Bチュパカブラ説
プエルトルコで初めて確認されたチュパカブラ(El Chupacabra)。
これこそ、河童の仲間ではないかという説です。
やしる太的に凄く注目度の高いこの説、なかなか興味深いですよね。
まぁ、チュパカブラ自体正体が掴めていないのが現状なのですが…(宇宙人説 AGAIN!
全く異なる地、日本とプエルトリコの河童とチュパカブラを繋いだのは『血を吸う』という証言でした。
実際、プエルトリコでは1994年頃からヤギやヒツジ、牛、馬、鶏などの家畜、犬やネコなどのペットまでが、チュパカブラに血を吸われ死んでいます。
チュパカブラに襲われたというヒトの報告もあります。(詳しくはおいおいに…)
大きさも似通っていますし、二足歩行という点でも共通点はもっとも多いのかもしれません。
しかし、やはり甲羅や水かきなど完全に似通っているという訳ではないようです。



【やしる太の見解】
信憑性:★★★☆☆

日本各地で昔から多くの河童にまつわる伝承や目撃証言がある事、そしてその特徴的な容姿が似通っている事から信憑性は高い方かと思われます。
火のないところに煙はたたぬ。
と言いますしね。
いや、そんな事言い出したら全てのUMAはそれで片付いちゃうのですが…;

何はともあれ、今の科学で解明するのは難しいようです。
上にも書いたように、甲羅の問題など…。
しかし、もしいたとするならば両生類〜爬虫類にかけての生き物なのかもしれません。
昔に絶滅したとり竜のなかまパキケファロサウルスにも容姿が似ているように思うのですがどうでしょう…?
最近の研究で恐竜にも羽毛が生えていたなども明らかになっています。
もし、恐竜が絶滅せずに生き延びていたとしたら小型化して河童のような姿になっていたとしてもおかしくないですよね。
『相撲をとった』や『薬、漁などの知識を伝授した』などの伝承から知的な生物と考えられますが、2足歩行の恐竜ならば、知的な生物に進化しているというのも無きにしもあらずです。(脳の関係上)
しかし、絶滅問題など未だ課題は山積みなのが現状なのですが…(ノД`)


余談ですが、河童は水中にニンゲンを引き込み、溺れさせ、『尻子玉』を抜くなどとも言われていましたが、これは溺死者の肛門の周りの筋肉が弛緩して玉を取り出したように丸く開いて見える様子からそのような伝承が生まれたのではないかと言われています。
さらに、見た目穏やかな川でも底の方は水流が速い場合があり、そのような所で足を取られると何者かに引きずりこまれるような感じを受けるといいます。(心理的に)
っていうか、受けます!(経験者は語る)
ぜひ今年の夏は流れるプールで実験してみてください。死なない程度に…
このような教訓を子供に教える為にも、昔は親が河童伝承を使ったりしていたようですね。<やしる太母談

川には近寄るでねぇよ〜河童がいるでよ
引っ込まれて、尻子玉もってかれちまうだよ
(方言は適当…)

つまるところ、川は油断したらアカンという事を河童を使って教えたかったのでしょう。
まぁ、このような脚色が重ねられ本質が見極めにくくなっている事は確かです。


でももしいるとしたら一生に一回は出会ってみたいですね!ヽ( ´D`)ノ



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